'06.06/04~11/05

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!」を使うとNOT検索ができます。例えば、「ゲンゴロウ ! ガムシ」と入力すると、「ゲンゴロウ」を含むが「ガムシ」を含まない観察記を検索します。

|」を使うとOR検索ができます。例えば、「ゲンゴロウ | ガムシ」と入力すると、「ゲンゴロウ」か「ガムシ」の片方または両方を含む文書を検索します。

|」の優先順位は「&」や「!」より高くなります。例えば、「ゲンゴロウ ! ガムシ | タガメ」と入力すると、「ゲンゴロウ ! (ガムシ | タガメ)」と解釈され、「ゲンゴロウ」を含むが、「ガムシ」か「タガメ」のいずれも含まない観察記を検索します。

空白や「&」「!」「|」を検索語そのものとして指定したい場合は、フレーズ検索を応用してください。例えば「R&B」を検索したい場合は、「"R&B"」とします。

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11月5日

 
おとといは早起きして採集行ってきました。採集というか。途中で食べたなんとかというお刺身定食がものすごくおいしくて満たされました。 みんな元気そうでした。きのうは国会図書館にはじめて文献を調べに行ってきました。空調が上等すぎて( たぶん )あっというまに眠くなって意識がもうろうとしました。 ひょっとしたら行く順番逆でした。でもそういう全部が肉になるのです。
ドイガムぜんぶ上陸。

11月1日

 
仕事もあと1ヶ月をきって。うわーい。くるよフリーダムがひたひたとくるよ感じるよ。
このデハードニング感。とけそです。とけそ。そしたら毎日ツインテールごっことかして遊ぶのだ。
前祝いみたいにして、ドイツガムシ孵化。先行のドイガムもそろそろ上陸。マルガタ幼虫は結局全部☆…。今回はゲンゴロウまるでだめだったなー。

でもがんはろー。

10月21日

 
コマツモムシばっか! そもそも条件を守って5パーセント食塩水の28度で、ブクブクさせて3日しかもたないのはなぜなんだろうと、発生と消滅を繰り返すブラインシュリンプ( 以下BS )を見つめてはなにやら得体の知れない無常感が、 それこそBSとシンクロするかのように沸き起こっては鎮まり、その繰り返しの最中でマルガタを育て、いたずらに落とし、やきもきし、くすぶる内省はそのうちBSに向かい、 かつてはあんなに適当でおべんちゃらな条件下でさえ大きくなってホウネンエビみたいになってエグくすらあった過去の記憶が思い出されるにつけ、ひょっとしたら冷凍アカムシ(?)やミルワーム(?)までいかずとも、 メーカーやロット、乾燥温度や採卵時期、種類や加工時の具合によっては生存条件に多少の振幅があるんじゃないか?と訝しむも、新たにBSを購入するほどのブルジョアジーやイデオロギーも持ち合わせず、 ただ沸かす頻度を増やして対応した、いわば3日もたないけど3日以内に常にそれ以上の新参が追加投入されるというもはやルウム戦役のような展開を迎えたBSに、それを補助するかたちでときおり与える冷凍アカムシで、 責任と原因ははるか遠いかなたで雲散霧消し、僕の怠慢は「まるで傾向は加齢とともに加速する」という、斜陽の直治だったか羊の鼠だったかの台詞を裏付けるような更なる怠慢を迎え、もうなにがなんだか分からず、 忘我の中ではたとひざを打ち、今日、ミジンコを取りに行ってきた。

それは何ヶ月か前につくられてからこっち、枯れていない素掘りの池で、最近は草もボーボーしてきて、とてもよさそうに見えるけど、遠いので( byチャリ )、どうもなんだか行く気になれずに伸ばし伸ばしにしていたところだった。
でも行った。

コマツモムシ… ミジンコはいなかった。

いなかったので、コミズムシをつかまえた。コミズムシならと思って。
よく見たらコマツモムシだった。
すべてがむしゃくしゃして、全部逃がして、手ぶらじゃ腐るので、藻と水を持って帰った。

持って帰って外にセット。セットというか放置。ミジンコ沸けばいいな。根拠はない。無根拠なので幼稚な希望的観測しか出てこない。「沸けば、いいな。」that's it..
そして藻は少しガムシにもあげた。もちろん。

そしてBSをマルガタにあげながら、ようやく少し思い当たったけど、そうだ、もっとおっきな容器でBSを沸かしてみよう。
というか

どうしたらよいのでありましょうか。

10月15日

 
マルガタゲンゴロウ 知り合いの某ゲンゴラーがすごい偉業を打ち立てられて、その朗報を聞くに及んで、僕も採集熱がこすこすと高まる。日ゲン開いて、ウォーとなる。 ぶりんと久しぶりに採集でも行かね?行く行くぅ?とか話して、なにしに行く?とか本末転倒で元に戻って、戻りすぎて、話は不安な夜は35歳に襲ってくるのか、38歳に襲ってくるのかになって、 不安になって電話を切った。でも、そういう流れが楽しかった。よーし!なんだっけ。
熱っぽくて、下痢して、コロフィとうだうだして、今日は時間をかけて、ちゃんと暖めた牛乳に小麦粉をふるったりしてホワイトソースをつくって、パスタを食べた。

10月8日

 
下になんにも表示されてなかったり、表示されててもおかしかったら教えてください。PHP楽しいです。
※ 後日削除

10月7日

 
秋のホテイアオイ 今日は天気よかったですね。空はよってたかったように青く、雲はかっこよかったです。風が強かったせいか、たぶん地元の祭りで配られてた風船がはるか上空に漂っていました。 コロフィの病院に行って、帰りにしこたま買い物をして、天気につられて部屋の掃除をして、ついでに水槽をひとつ取り込みました。 ええ、もちろんガムシ専用です。今年はガムシばっかりでした。もちろん最高です。 羽化不全も結構出てしまったのですが、たくさんのタダガムとドイガムに恵まれました。これでもかと野菜ぶちこんでたらまた産まれたので、おざぶヒーターで育ててます。



秋のホテイアオイ 画像は今日の、外水槽のホテイアオイ。こんな時期にも咲くのですねー。書いてて、これじゃ逃げちゃわないかというご心配をかけないために、たった今、普段の様子も撮ってみました。夏はこの中で扇風機回してました。

そういえば今年の夏はいさぎよかったですね。残暑ってありましたっけ?長めの秋という感じで、こういうのもまたいいですね。頭がデハードニングされそうです(使い方=×)。

9月26日

 
下になんにも表示されてなかったり、表示されててもおかしかったら教えてください。PHPを少し勉強しはじめました。
※ 後日削除

9月15日

 
パソの復旧に時間がかかりました。でも帰ってまいりました。あぶなかったです。バックアップはこまめにネ。
そんなこんなのあいまに。

マルガタ用に、沸かそうともブラシュリ1年ものは孵化率0パーで慌て、土手沿いの人工池は干上がり、自然観察公園は工事で立ち入れず、ふためき、冷凍アカムシで釣るも一匹、また一匹と落ち、気づけば全滅。用意不足に悔いが残る。 一昨年は冷凍アカムシで初齢いけたのに。またそのうち産まれたらいいなー。
タダガムは12匹潜ってトータル7匹羽化。まだ2匹残ってるけど、もう時間的にどうか、あばくどうしようか。1匹は羽化不全。
ドイガムもようやく羽化はじまる。よおし、クズ野菜たくさん買っちゃうっ。

9月2日

 
マルガタの1齢 ドイガム続々上陸で幼虫は残り3匹。貝々々々、貝め。でももうちょいだ。
タダガムも続々羽化。3.0~3.5cmクラスでみなこぶり。こうなったらミニマライズで萌えてみたいが、3センチ以下はまだこない。でも1センチ違うと相当な違いが。。うーん、野生ってすごい。

昨日からマルガタ孵化はじまる。ヤバい、ブラシュラ急騰だ。

8月21日

 
しまさんと 先週、お世話になってるかんじくんち行って、いろいろいただきものしました。珍しいのもいただいたので、いずれ紹介できればと思います。 それとは別に、貴重な陸生の(陸生にしちゃった!)ホテイアオイも見せてもらいました。ショッキングでした。

昨日、お世話になってるしまさんと一緒に珍しいゲンゴロウスポットの調査に行ってきました。すごいとこでした。足下に見たことない虫がわらわらといて、信じられないくらいのヤブ蚊に囲まれました。 雨がざっと降って、あがって、ここはどこだろうと思いました。

今日の仕事はねむたかったです。

8月10日

 
ドイガム・いちゃ2 タダガム、約10匹土に潜る、2匹まだ水中でがんばる。コガタガムシ、粘る前蛹60日ちょいでついに1匹落ち、1匹まだ粘り中。 ドイガム、2齢出始める。あまりにもあまりになので、外水槽にも扇風機つける。凍らせたペットボトルが武器みたい。冷凍庫は武器庫。武器庫にアイスとかはいってちゃって。夏だぜ。
しまさんばんざい。

8月5日

 
一昨日、いろいろお世話になってるとよかん( かんじくん )と、前回のリベンジも兼ねて( '06.04/23 の観察記参照 )、再び沼遊びに行く。 あいかわらずさわやか。網持ってるのに。イケメンでセクシー。元ヤンなのに。

出発早々「オレ近所で1匹300円でマメゲン売ってたから買っちゃいました」とかんじくん。「マジー。いいねマメゲン」「小さいのはよく分からないんだけど、でもよく見たらたぶんキベリマメゲンゴロウみたい」 「マジでー。いいよねキベリマメ」さわやかなのにディープ。本当にいいなと思うのはそのさわやかさだが、なのにディープで偏ってるとことかよくて、マメもいいので、すべてまぜこぜで全部うらやましい。 「売ってよそれ。ちょうだいそれ」ねだる僕。

遊水池 道中、ガムシの幼虫飼育の醍醐味とかで盛り上がって、かんじくんに、僕が幼虫ってち○こみたいだよねと言ったらスルーされて、僕のガムシ好きな理由( はげまされるとか )が、 なんていうか不健康だとか言って心配されるが、顔が笑っていたので一緒に愉快な気持ちになる。しゃーこら。

一カ所目は遊水池( '03.09/26 の観察記参照 )。降りる前に覗くと、たくさんのヤンマやイトトンボが水面をちょんちょんとやっている。なにやらオタマもいろいろ見える。 今回はどうかな?と期待しながら降りる。
オオゲン3齢 前回はなにも捕れなかったけれど、今回はごく限られた範囲の、そこだけヒルムシロが生えているようなところでいろいろ捕れる。捕れるときはいつもこのごく限られた範囲のところ。 モノアラガイや、ヤゴやカゲロウに混じって、タガメの1齢幼虫と、オオゲンの3齢幼虫まで捕れる。「おおおっ」てなる。すごい嬉しい。タガメの1齢の縞模様が、性懲りもなく懐かしい。 野生のオオゲンの幼虫を見たのは今回が初めてなので、もはや嬉しいをすら凌駕する。

タガメ1齢 かんじくんも、気づけばお構いなしで長靴浸水。さわやか、かつ男らしい。

ここは魚類が一切いない。水も常にある。この遊水池の外には側溝があって、そこにはメダカがいる。昔はそこで水中越冬中のタガメも見れた。 しかし遊水地の中にも側溝があって、その溝にはところどころ湧き水が湧いて、タヌキモなんかも生えていて、植生も違って楽しい。
が、そもそもが全面コンクリで上陸できそうな陸地がないので、ゲンゴロウやガムシは羽化できそうにない。

二カ所目は湧き水が湧いていて、常に一定の水量を保ったような小さな沼( '02.08/16 の観察記参照 )。
小さな沼 ここもどうかな?と期待しながらはいるが、1カ所目がああだったので、どうあれもう絶対に楽しい。ここではイトトンボやヤンマのヤゴ、エビ、オタマやホトケドジョウから、 水生昆虫はケシゲン、ツブゲン、ヒメ、コシマ、シマ、コオイムシ、タイコウチなんかが確認できた。クロは成虫は見れなかったが、幼虫はたくさんいた。

8月っていいな、と思った。8月最高。太陽がじりじりする。木々の緑や空の青が濃い。水がキラキラする。肌が焼けて汗が出て、代謝が活発になって、生き生きと、楽しい。
新しい ふと見るとかんじくんも楽しそうに、8月の自然と一体化するように、腰まで水に浸かって笑っている。「手を貸して」おお、握手だね。ヤーマン。この連帯に万歳。
「足が抜けなくなっちゃったよ」気づけば僕よりすごく背がちっちゃい。カメラを濡らし、タバコとライターを濡らし、パンツを濡らし、長靴が脱げ、「なに笑ってるんスか?」とか言いながら忙しそうにしているかんじくん。 まじ超握手。すごい楽しい。
カメラは直ったけど、長靴は結局そのまま紛失し、網の枝を杖のように使って片方裸足でばしゃばしゃ歩くかんじくんが新しすぎる。ついシマゲンに夢中になり過ぎたそうです。 シマゲンに夢中になり過ぎて、沈んでるのに沈み続けた新しいかんじくん。新しいライフスタイルの提案これがローハスかとすら、目を剥く。
かっこいい。

簡易トラップ 一旦あがって、ペットボトルとガムテープと荷造り用ヒモで作った簡易トラップをしかけてみる。中には待望の(?)「猫用の缶詰」。よっ、待ってましたっ。 飲み口にあたる入り口以外は密閉なのであまり脂っこくなく、かつ少しでも匂いの出そうなものということでセレクト。匂いを嗅いでみるが、なぜか一瞬ゲンゴロウのことを忘れて、コロフィに会いたくなる。でもまあ、それはまた別の話。
さて。うまくいくかな。

街の方に戻って、長靴を買って、再び採集へ。トラップは放置して次の水場へ向かう。

蓮のある池
ここは前回見つけたばかりの場所( '06.04/23 の観察記参照 )。2車線通行の道路の沿いで、近くには民家が建ち並ぶ。水面には大きくなった蓮が広がり、岸辺は雑草が刈り取られている。 中にははいらず岸辺からほんの一部にだけ網をいれてみる。ここは前回同様ものすごい 小型種の宝庫で、ツブゲン、ケシゲン、キベリヒラタ(?)ガムシ、コガシラミズムシなんかがいる。特にケシゲンが凄い。他にもヒメやコシマ、シマなんかがいて、 ここで僕は運良くオスのマルガタを一匹捕まえた。今回ピカイチで狙っていたので、感極まり続きながらも、ここ一番のような感がやってきて、極まる。
タガメの卵塊 さらに、岸辺で刈り取られた植物の、アシ(?)の葉に紛れて、タガメの卵塊を見つける。極まっち。しゃーこらきた。
葉からは外れてるけど、感じ的にまだそう時間は経っておらず、乾燥もしていないので、これは全然間にあうのでは?という気がして、さっそくかんじくんに差し出す。 まだ近くにタガメのオスがいるんじゃないの?リベンジどころか、「お釣りちょうだい」的に。ね?ね?でもすっくとクールに立つかんじくん。「んー、タガメねえー」

前回から経つこと数ヶ月、あれから彼のところではオオゲンがわしゃわしゃと湧き、誰かに送りつけられたガムシの卵のうからも幼虫がわらわらと孵り、多忙を極め、 さすがにそこにはきたす支障などもあったようで、そういった怒濤の経験が、彼を急に老成させた風な趣きがあり。「タガメやめときます」すっくと大人のかんじくん。
お供えもののように、地面にそっと置いて卵塊を、なんとなく神妙に、でも青空はどこまでも青くて、青くて、世界がもう一度始まったら、またこんなに空が青いといいなと思って、つとその場を立ち去った。

廃公園の池 次の場所はうすら錆びたすべり台などが陰鬱にそびえ立つ廃公園の脇の小さな池( '02.12/17 の観察記参照 )。8畳くらいの小さな水場に、こんなでもかつてはオオゲンなどもいて。
日も沈みかけると稜線はただ不気味で、水はどす黒く、底に魑魅魍魎の気配を感じ、そのすべり台やブランコのないブランコ台は急に新鮮味を帯び、触れ難く、落とし穴のようなU字溝は底なしだが、 ほんとにもう、でもまだ空は明るく、日は高いので、なんにも怖いことはない。なんだそれ。

白いカエル 怖いと言えば、ウシアブのちょっとちっちゃくしたようなのが飛んできて、かんじくんが「それ刺すよ」とか言うのでそれが怖かった。
でも水にはいればやっぱり楽しい。かんじくんが後方から網を振るいながら、僕を追い抜いて行く。追い抜いて、向こう岸に上陸して、横切ろうとして、半袖なのに勇ましくて、 虫よけスプレーをしゅーしゅーかけながらとっ込んでいきかけて、また戻ってくる。ジャブーン。「わ、ガムシってでっかいですね」やれ浸水。それ童心。 途中、真っ白なカエルが池の中ほどの葉っぱの上にいたりして、縁起もいい。このあたりは手をつけないでおこうよ、と僕。なんとなく。ここでは他で見なかったミズカマキリやガムシ、クロゲンなどがいた。

クロゲンの2齢後期 クロゲンは幼虫もたくさんいて、中には1齢後期や2齢後期の幼虫で頭が真っ黒いのもいて、通常の飼育下ではまずならないので、たくさん写真を撮ったりした。 やっぱりクロゲンはいいな、とすごくパーソナルな感嘆をこぼしつつ。
ここはちょっと特別の場所。

それからもう一カ所寄って、そこは全然だめだったので、すぐにUターンして、今日2カ所目によった小さな沼に、トラップ回収に戻る。かつてはここでトラップにタガメがはいっていて、 そういうことはすぐに想起されて、今回もはいってるんじゃない?という期待が自動的に働く。オートマチックで前向き。 「もしタガメはいってたらどうするの?」「これ以上水槽も増やせないし、持ってけないかなー」それでも、かんじくんは大人。
トラップの中身 到着して、わくわくしながらトラップをたぐりよせる。「あ、もう中でなんか動いてるよ」とかんじくん「え、あ、ほんとだ!」「なんだろ?」「なんかたくさんいない?」引き上げてみると、 真っ先に目をひいたのがオオゲンの3齢幼虫。うーん、やっぱりでっかい。他にシマゲンが12匹に、クロゲンが一匹。
そうそう、今日は終始、シマゲンに心奪われ気味だったかんじくん。「美麗種ですよ?女の子向けですよ?」と高評価だったシマゲン。でもさすがに過ぎたのか、後半はあまり反応しなくなる。 成虫のオオゲンやタガメがかからなかったのは少し残念だったけど、たくさんはいっていたので、大成功ということでよいのではないでしょうか。

それからエサ生物をちょっと採集して、ふたりして浸水して、網振るう手が痛くもなってきて、撤収。 長靴をジャブジャブさせながら上陸。犬の散歩中だったおじさんおばさんたちが気さくに声をかけてくれて、「なにとったの?」「ホトケドジョウとかです」 「毎年調査してるの?」「はい。」「大変だなあ」「ここはいつ来てもいいとこですね」「そうか、近くに住んでてもほとんど気づかなかったよ」「ここはいつも水量も安定してて、植生も豊かで」 「じゃあ我々もしっかり守っていかないとゆかんな」などと和やかな中、片付けて、着替える。

帰途。
仕事の話や結婚の話とかもして、まるで虫ばっかりじゃないんだよオレたち、というのを相互確認するように補って、また虫の話などして。
最後はちらり一緒に電車に乗って、網を握りしめて離さないかんじくんと、バッグから漏水して床を湿らす僕の、そこはかと醸し出すワーミィな凱旋感が、なんとなくまわりのひとにも受け入れられたようで、 あんまりじろじろ見られない。夏目漱石の「こころ」がどうとかになって、かんじくんがそこから抜粋した、なんだか気の利いた言葉を言ったのだが、まるで忘れてしまった。しゃー。

今日の収穫:クロゲン2齢×1、クロゲン3齢×1、マルガタ♂×1

7月25日

 
セリの花 下で羽化したせっかくのハイイロもコガタガムシも、落ちる。なにか。なんなのか。元はサンバーストの水槽だっただけに、ついつい意味深なメッセージを感じる。思わずリセット。 コガタガムシ前蛹のままの2匹心配( 上陸後約50日経過 )。ガムシ3齢ようやく潜り出す( ちょうど孵化から1ヶ月 )。第1陣はそろそろ羽化げ。とよさきかんじくんはガムシのプロ。 20匹にタニシ1キロとか言って、神の啓示かと思う。ついてきたい。まじとよさきかんじくん。ドイガムの卵のうとれる。第4、5陣のタダガム幼虫は外で放置。ヒメフチ潜るが少し小さい。 少し早い。あとで掘ってチェック。

7月17日

 
ヒメフチの交尾 ハイイロ、7/11に羽化、13日に水槽へ。サンバーストのいなくなった水槽を、コガタガムシと貸切でゆったり。
コガタガムシ、7/4に羽化、自力で這い出してきたので即水槽へ。
ゆいいつのヒメフチは7/12に3齢へ。ヒメダカとタダガムシの幼虫を交互に食べながらすくすく。
タダガムシは続々上陸。しかし続々羽化。あんまり羽化しても育てられないので回収しない。でもせっかく買ったタニシがあまっているのでもったいない。イケメン・アフロに少しあげて、あとは冷蔵庫でなんとか。
ヒメフチとクロの交尾をみる。少し期待が募るが、どうなのか。マルコはまるでご隠居、産むどころかなんにもしない。ツブもなぜか産まず。マルガタはメスしかいない。 オオゲンもあい変わらず。クーラーと扇風機と氷と凍ったペットボトルで水温上昇防止キャンペーン中。キャンペーンすきまだらけで、振り向けば30度オーバー。最近の天気は過酷。
金曜日、仕事を休んでコロフィの面会に行く。次に会えるのはいつだろう。心から元気になってほしい。お願いだから、僕たちから奪わないでほしい。

7月8日

 
つらつらと防備録的に。

ゆいいつのヒメフチ2齢はパタと食べなくなった。そろそろ3齢か。
タダガムシは先発が1匹上陸中もまだ前蛹のまま。
後続のタダガム幼虫は3期が昨日今日で多数3齢に。4期がまんべんなく2齢後期( 2期は下記の「とりあえず外水槽へ」の霧消組… )。
先週の土曜に、貝捕りついでに捕ったハイイロの3齢は次から次へともりもりヨコエビを捕食して( 生物農薬的な大活躍でした! )月曜には上陸。 昨夜には蛹になっているのを確認( 土繭ではなくて容器の底まで潜ってた )。
コガタガムシは、6/4に土に潜ったものが7/6に新成虫になって出てきた。ようこそいらっしゃい。でも予想よりかなり長くかかったなあ。

ここ1週間くらいは成虫がバタバタと落ちた。オオゲン3匹相次ぎ、ドイツガムシ1匹にサンバースト2匹。昨夜、とうとう最後のサンバーストも落ちてしまい全滅。。 何週間か前からクーラー&扇風機の常用で、水温はほぼ25~8度台で収まっていたんだけど、その前の暑さが響いたのかもしれない、最後の方は水面に浮いていることが多かったサンバースト。 すごく残念。

玄関のヒメフチ専用水槽も、幼虫をとった前後で急に水草が枯れ始めひどい有り様( 2/3ほどの水草が枯死 )。 どうしてだろう、どうしてだろう、と思ってるそばからどんどん枯れていくので水を大幅に入れ替え。数回入れ替え。功を奏したのかたまたまか、今は落ち着いて新しい水草もいれてどうにか回復に向かう。
振り返るに、玄関で猫がウンコしちゃったので、猫のしつけ用の臭気スプレーみたいなものをシューシューと撒いたせいか。それくらいか、よく分からない。なんだろ、難しい。 この2年で繁殖技量が数段落ちてしまった気がする。またがんばらないと。
ヒメフチが産み直してくれればいいんだけど。

貝をとりに行ったとき捕まえたハイイロの幼虫が、容器にいれた途端にカゲロウの幼生に食らいついてて、そんなハイイロの幼虫は、岩の陰で2齢がコガタガムシの終齢幼虫にお尻を噛み付かれたりしてて、 凄惨な命のやりとりを目の当たりにする。どうしてそんな思いをしてまで生きていかなきゃならないんだろう、とふと思う。ふと思ってすぐ思い直す。

6月25日

 
近所の水場 全部幼虫について。
とりあえず外水槽へ、のタダガムはこの数日で一切衆生が消滅して霧散して忘却の彼方で無に帰す。ヒメフチはまだ1匹だけ。タダガム再び孵化、室内で飼う。 ドイガムの卵のうも確保。上陸中のコガタガムシはまだ前蛹だった。

画像は、昨日藻を取りに行ったとこ。'05.07/02の観察記のとこ。コツブゲンゴロウ帝国。

6月19日

 
'06初はヒメフチから よおぉぉーしっ。
待望のCybister属が来ました。来たのはヒメフチ。よし来たっ。後も続くといいな。タダガム昨日孵化も30匹弱、未熟卵とか発育不良で孵化しないのもちらほら。 とりあえず外水槽へ。上陸中のコガタガムシはまだ前蛹だった。

猫はコロフィ。もう一員。

6月10日

 
ホソセスジゲンゴロウ 4日前に残りのコガタガムシ幼虫3匹も上陸。タダガム幼虫は2齢に。
ホソセスジゲンゴロウにしては茶色いなあと思って日ゲン図鑑で調べるも、やっぱりホソセスジぽい。のか。ふーむ。
そーるわん熱出して回復しておととい猫ひろってきた。

6月4日

 
セリとか、クワイだかオモダカだかが、水槽の天板を持ちあげるほどになってきた。アブラムシ退治にテントウムシの幼虫を持ってきたら、すぐに水槽のはじっこで蛹になった。 メダカの稚魚がちらほら。スジエビがでかくなってきた。コガタガムシの幼虫、6匹上陸。サンバ、ヒメフチ、オオゲン、マルコ、クロ、いまだ産む気配なし。 クロとオオゲンとマルコ、少し産卵床かじってる。かじるだけ。そーるわん毎日水槽見て心配げ。

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