紛らわしい幼虫

僕やあなたのように、ゲン熱がたたって数種を飼育するようになると、繁殖期にはいろんな幼虫の面倒を見なければ ならなくなります。僕は以前、なにとはなく飼育していたらオオゲン2齢とクロゲン3齢の見分け がつかなくなり、オオゲン2齢を陸にあげたり3齢を溺れさせたりして、もはやイチかバチかみたいな飼い 方をしてしまいました。

ぷぅ、個別容器にシール貼ったり目印つけておかないからだよっ、と呆れる方もいるかもしれません。 しかし、ものごとは分からないものです。そうしていてもシールは途中ではがれるかもしれません。水を吸って字が判読不可能になるかも しれません。数頭上陸させたら敷居を乗り越えて同じ空間にたたずまれたりして、どっちだ?ということ になるかもしれません。まだ上陸早かったなと、元の容器に戻すときにうっかり間違えるかもしれません。 二日酔いの、ただ重たいだけの漬物石のような頭で面倒を見なければならないときに、あなたは果たして 間違えずにうまくやりきれるさ、と言い切れるのでしょうか。
ノンノン。チッチッチッ。へろーへぶりわん。

そこで必要なのはやはりなんといっても幼虫を目で見て区別できるということです。それができれば二日酔い も三日酔いも夢遊病も怖くありません。ですね?以下は代表的なCybister属です。あなたはどれがどれ だか、本当に分かりますか?

*クリックすると別ウインドウで拡大できます。
左からクロ、オオゲン、コガタノ、マルコ、トビイロ、ヒメフチ



左からクロ、オオゲン、コガタノ、マルコ、トビイロ、ヒメフチ



左からクロ、オオゲン、コガタノ、マルコ、トビイロ、ヒメフチ






左から、クロ3齢後期、オオゲン2齢後期、コガタノ3齢後期、マルコ3齢後期、トビイロ3齢後期、ヒメフチ3齢後期です。
こんな感じなんですねー。

あとCybister属からもう一種、フチトリがはいってないですけど、あれはたぶん、よっぽどひっくり返ったって手にはいるかどうかも分からないので、きっとこれずっと中途半端なままです。ごめんなさい。
半端なりに、違いをテイスティングして、楽しんでいただければ。ここかな?あそこかな?と。
いつかどこかで、役に立てば幸いです。

上に戻る    
 
 
    
 
 
 
 
 
 
 
recommendation

Valid HTML 4.01 Transitional

Valid CSS!

泳げ飛べ歩け!開設ロゴ