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ホソクロマメゲンゴロウ
ホソクロマメゲンゴロウ。よく似た種にコクロマメゲンゴロウというのがいますが、前者より本種の方が1~2mm大きいようです。 また、前種がやや重心が前がかり(頭でっかち)なのに対して、本種は重心が整っている(そんなに頭でっかちではない)印象を受けます。
別のよく似た種にただのクロマメゲンゴロウというのがいますが、そちらは見たことがありません。 写真で比べる限り、そちらはより重心が整っている(頭でっかちではない)ように見えますが、本州では見かけるのは簡単ではないようです。
上からみたホソクロマメゲンゴロウ
本種が属するPlatambus属は日本に7種いて、明快な模様のモンキマメゲンゴロウとキベリマメゲンゴロウを除けば、みな一様に黒く、遠目には区別がつきません。
でもサワダマメゲンゴロウは体長や生息環境、光沢のなさなどからまだ区別できますし、チョウカイクロマメゲンゴロウなどは生涯お目にかかれなそうなので除外してもよさそうです。
なので本属では特にクロマメゲンゴロウ、ホソクロマメゲンゴロウ、コクロマメゲンゴロウあたりが紛らわしい御三家だと思います。
本属を超えれば他にもクロマメと付くのにマメゲン属なオクエゾクロマメゲンゴロウとかちょっと大きいけどクロヒメゲンゴロウ属とかいて、特に北海道では大変そうです。

クロマメといえば、このホソクロマメゲンゴロウも以前はマメゲン属に分類されていて、Agabus optatusという名前がついていたようですが、Nilsson(2000)によって整理され、モンキマメゲンゴロウ(Platambus)属に吸収されたという経緯を持っています。
しかし和名はそのまま据え置きとなっているため、注意が必要です。

ところが。
上でそんなことを書きましたが、後日、クロマメゲンゴロウ系はあまり体長や体型での同定はあてにならないということが分かりました。特に高地で捕れるものはオスの交接器をみないと確実な同定は難しいようです。 しかもチョウカイクロマメゲンゴロウは北海道以外でも割と見かけるらしく、ここへきて、クロマメ、ホソクロマメ、コクロマメ、チョウカイの4匹が、急に紛らわしい4天王的な気配です。
僕の書き方も非常に紛らわしくてごめんなさい。

Platambus optatus
ホソクロマメゲンゴロウを採集したのは、山道のわきの、染み出し水が溜まっているような小さな溜まりでした。そこでは他にヒラタガムシやマメゲンゴロウが混生していました。
よく見ると上翅の真ん中あたりの脇と翅端前に黄色い紋があります(左右あわせて4つ)。顔はマメ特有のおすまし顔です。
上陸越冬のために潜るホソクロマメゲンゴロウ
8年前11月初旬。上陸越冬のため土に潜っていくホソクロマメゲンゴロウ。
6匹中6匹が潜っていきました。
来春どうなることか。心配で、楽しみです。
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