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Hydaticus vittatus
ミャンマー産のオキナワスジゲンゴロウ。体長11~14mm。中国では黄紋麗龍蝨と表され、あちこちで見られる普通種のようですが、国内では南西諸島にしか生息しません。
私見ですが、本種もシマゲン属特有の優雅な泳ぎ方で、あまりわちゃわちゃしません。実物を見るまでは「地味なシマゲン」のようなイメージしかありませんでしたが、そんなことはありませんでした。
だんだんと惹かれていく感じがあります。
オキナワスジゲンゴロウ
ハイイロゲンゴロウやコガタノゲンゴロウのように、一意な和名があっても国外に同種が存在するというのはよくあるようです。本種もそうです。
しかし固有種でなくても、地域個体群という呼称で、その地域に住んでいる生き物を区別する考え方があります。それは同一種内であっても生息地域が異なれば、形態的特性や遺伝的特性、生態的特性も異なるかもしれないので、別々に扱いましょうという考え方です。 簡単に言うと、今は同一種でもいずれ別々の種類に分かれる途中かもしれないということですね。
オキナワスジゲンゴロウ
たとえば、
宇宙人が地球人をサンプルとして持ち帰ったときに、捕まえた地球人( Homo sapiens )が一緒でも、人種や地域を考慮して別々に飼育するということですね。
そうすれば日本人や固有民族といった特性が失われずに済みます。調査が終わって地球に返却した際に、バラバラに帰されたら、国民の4割が混血のブラジルのようなことが、外的要因によってもたらされるかもしれません。それを防ぐことができます。 地球がどうにかなってオリジナルの人間が失われたときも( 野生絶滅 )、そのまま元いた場所に放して野生復帰させることができます。

でも僕が持ち帰られた地球人だったら、別に何人とかどこ在住とかどうでもいい気がします。地球の危機なら、なおのこと人種がどうとか言ってないで、みんなで団結したいです。地球に帰ったらきみの国の言葉を教えてくれとか言って恋に落ちたいです。
問題は望んでそこへ来てるのかそうじゃないのかというところです。
だから宇宙人にはなにもしてほしくありません。

たとえに大失敗したようです…。
でも僕はこのゲンゴロウを間違っても南西諸島に放流するようなことはしないです。南西諸島どころかどこにも。ここは永遠のワンウェイサーキット、僕は宇宙人なのです。

 
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