of Rhantus suturalis
ヒメゲンにも数種あるようですが、僕はこれしか見たことはありません。1センチを超える
ゲンゴロウの中ではもっとも個体数が多く、全国各地で見られるゲンゴロウかもしれません。
冬でも夏でもスイスイです。
オスメスの見分けは、他の大多数のゲンゴロウが前肢の吸盤の有無で確認できるのに対し、ヒメゲンはオスにも吸盤がないので大変困難です。
前肢の爪の形状で判別できるらしいですが、僕にはお手上げでした。
いただきもの
写真提供:UE
ちょっとした都市近郊ではハイイロ、ちょっとした田舎ではヒメといったところでしょうか。
彼らが見られなくなったら日本の自然も終焉でしょう。
写真提供:UE
性差の見分けがつかないと書いたところ、北の重鎮UEさんより、ヒメゲンの性差判別の貴重な画像をいただきました。
左がオス、右がメスとなっています。しかし動いている生体を肉眼で見分けるのは至難の業です。
みなさんも機会があったら挑戦してみてください。