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Hydrophilus piceus
ドイツの。ガムシの。ほやほやのテネラル(新成虫)。はるばる日本はこんなところですが、ようこそいらっしゃい。長生きしてね。
Hydrophilus piceus
息継ぎに、水草をつたって水面に登って来るところ。
Hydrophilus piceus
羽化後5ヶ月目( '04.5 )。冬を乗り越えて、元気に暮らしています。
ドイツガムシの産卵
1.たぐりよせた水草などを土台にして卵のうの基礎をつくり、背泳ぎなかたちでその内部上面にひとつずつ産みつけていきます。
2.首のあたりから空気を吸えるので呼吸も楽ちんです。卵を産みつけたら反転して、ニョキニョキをつくります。
3.ニョキニョキは芸術技です。お尻のさきっぽを筆のようにして、粘着質の糸を重ね合わせて上へ上へと伸ばしていきます。
4.このあいだは直接腹部に空気をためているようで、一度も息継ぎをしません。そしてトータル1時間くらいで、じゃじゃん。完成です。
 

Hydrophilus piceus
幼虫です。1齢生後5日目。この2日後に2齢になりました。日本のガムシとほとんど区別がつきませんね。
Hydrophilus piceus
ドイツの。ガムシの2齢幼虫。ちらりワイルドっぽく上から。
Hydrophilus piceus
こんな色で日本のガムシにそっくりですが、脱皮が近づくと――
Hydrophilus piceus
こんな色になります。しぶ。
Hydrophilus piceus
脱皮しました。顔だけ美白。ゼラチン質。
Hydrophilus piceus
なりたての3齢です。あとはずっとまっ黒。ステレオタイプ的に言えばまさに敵キャラ。見ため害虫系。
Hydrophilus piceus
脱皮したてから、だんだん色がついくるところ。そんなアップ。
Hydrophilus piceus
3齢の完成。どすこい。よっしゃ、貝持ってこい。そんなアップ。
big larva
こっそりと夜のとばりから。デカプル(でかくてぷるぷる)なのでこっそりとはしてませんが。3齢の後期。
growing up more
3齢後期('05.5/6)。体長9センチオーバー。でもまだもっとと口に貝を。まだ食べて大きくなるみたいです。陸にあげても貝を掴んだまま離しません。 触るとキュッと固くなって、このくらい大きなものがキュッとなる感じが指先から伝わってくると、僕もさすがに「おおっ」となってリアルです。
3rd larvae of Hydrophilus acuminatus and same of Hydrophilus piceus
ガムシの3齢後期(上)、とドイツガムシの3齢後期(下)です。 ゲンゴロウの幼虫と違ってガムシの幼虫は伸縮するので厳格な体長差は測れませんが、だいたいこんな感じです。
Hydrophilus piceus
こうやって背中で丸くかかえて、貝を食べます。しょっちゅうポロリと落として、あわてて探すところが目が離せない感じでキュートです。
Hydrophilus piceus
頭のすぐ後ろ、背中に固いこうらのようなものがあるのですが、それはのけぞったときに貝をしっかりと固定するためためのものなのかもしれません。きゅっと。 でも結構ポロリと落とすのですが。うーん、かわいい。
Hydrophilus piceus
たらふく貝を食べて、充分栄養をつけたら上陸。そして蛹へ。容器を揺するとプルプル動くので、蛹になったかどうかすぐ分かります。
Hydrophilus piceus
蛹で比べた感じは、特に国産のガムシと違いが分かりません。どっちにしてもかわいいガムシです。
Hydrophilus piceus
遅ればせながら、'03.11/21上陸、'03.12/10蛹化、'04.1/3羽化のオス。体長約4センチ。'04.1/5撮影。まだちょっと赤いですね。 どんぴしゃこっち見てます。はい、こんにちは。はじめまして。
Hydrophilus piceus
上述の個体です。ちょっとしたら屋外飼育予定。まにあうかハードニング。必要なのかハードニング。 それまでは屋内でいたれりつくせり。

 
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