僕やあなたのように、ゲン熱がたたって数種を飼育するようになると、繁殖期にはいろんな幼虫の面倒を見なければ
ならなくなります。僕は以前、なにとはなく飼育していたらオオゲン2齢とクロゲン3齢の見分け
がつかなくなり、オオゲン2齢を陸にあげたり3齢を溺れさせたりして、もはやイチかバチかみたいな飼い
方をしてしまいました。
ぷぅ、個別容器にシール貼ったり目印つけておかないからだよっ、と呆れる方もいるかもしれません。
しかし、ものごとは分からないものです。そうしていてもシールは途中ではがれるかもしれません。水を吸って字が判読不可能になるかも
しれません。数頭上陸させたら敷居を乗り越えて同じ空間にたたずまれたりして、どっちだ?ということ
になるかもしれません。まだ上陸早かったなと、元の容器に戻すときにうっかり間違えるかもしれません。
二日酔いの、ただ重たいだけの漬物石のような頭で面倒を見なければならないときに、あなたは果たして
間違えずにうまくやりきれるさ、と言い切れるのでしょうか。
ノンノン。チッチッチッ。へろーへぶりわん。
そこで必要なのはやはりなんといっても幼虫を目で見て区別できるということです。それができれば二日酔い
も三日酔いも夢遊病も怖くありません。ですね?以下は代表的なCybister属です。あなたはどれがどれ
だか、本当に分かりますか?
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